パナソニックは、映像研究開発拠点である「パナソニック ハリウッド研究所」内にあるアドバンスドオーサリングセンターで、Blu-ray 3Dのオーサリングサービスを開始すると発表した。
パナソニック ハリウッド研究所では、Blu-ray 3Dの規格策定時から、エンコーディング方式やメニュー、字幕表示方式などについて、ハリウッドの映画会社や映画製作関係者らと連携し、開発を進めてきたとのこと。そこで培ったノウハウをいかし、アドバンスドオーサリングセンターでは、スタジオや制作会社に対して、3Dタイトルの企画初期段階のコンサルティングサービスを提供していくという。
アドバンスドオーサリングセンター長のジェニーン・パットン氏は、「2D Blu-rayオーサリングで、高い評価を受けているHD画像圧縮技術(MPEG4-AVC)の実績から、3D画像圧縮技術(MPEG-4 MVC: Multiview Video Coding)でも、パナソニックが業界をリードすることを確信している」とコメントしている。
パナソニックでは、2010年に家庭用3Dテレビの発売を予定しているほか、業務用のフルHD 3Dカメラレコーダーなど、3D関連製品を数多く発表している。
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