社団法人電子情報技術産業協会(JEITA)は1月27日、2009年12月のPC国内出荷実績を発表した。
発表によると、国内のPC出荷台数は、前年比11.8%増の102万1000台。機種別の内訳ではデスクトップが26万8000台(前年比101.8%)、ノート型が75万3000台(同115.9%)となり、ノート型が占める割合は73.8%と単月ベースで過去最高を記録した。
一方、金額ベースでは、前年比6.8%減の892億円。デスクトップ型246億円(前年比11.6%減)、ノート型646億円(同4.7%減)と、いずれも出荷台数が増加しているものの出荷額は減少し、低価格化が進む実態が浮き彫りとなった。
また、第3四半期(2009年10〜12月)における、出荷台数は240万9000台(前年比12.4%増)となった。この伸びに対しJEITAでは「第3四半期は、新OS搭載機の発売、企業系の投資回復傾向、スクールニューディール構想の教育用PC需要などによって、第1、第2四半期の前年割れ状況とは一変して、2ケタ成長になった」と分析している。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」