HOYAのPENTAXイメージング・システム事業部は1月26日、コンパクトデジタルカメラ「Optio(オプティオ)」シリーズにおいて、一眼レフカメラをイメージしたデザインを採用した「PENTAX Optio I-10」(I-10)と、道具としての機能美を追求した新コンセプトの「PENTAX Optio H90」(H90)、気軽に撮影を楽しめるエントリーモデルの「PENTAX Optio E90」(E90)の3機種を発表した。I-10とE90は2月下旬、H90は2月中旬に販売を開始する。価格はオープン。
I-10は、ストロボやスピーカーなどをボディ上部中央に効率よく配置し、両サイドの高さを抑えることで、一眼レフのような特徴的な形状を実現した。ボディ前面にはシボ加工を施しているという。
有効画素数は約1210万画素の1/2.3型CCDを搭載。焦点距離5.1〜25.5?(35mm判換算で約28〜140mm相当)の光学5倍ズームレンズを備える。また、光学ズームと同等の画質を維持したままで、さらに画像を拡大できる「インテリジェントズーム」機能とあわせ、最大約31.3倍相当の高倍率ズーム撮影も可能だ。
「顔検出機能」は、最大32人、最短約0.03秒で人物の顔検出ができることに加え、犬や猫の顔にも対応。あらかじめ登録した(最大3種類)中から撮影したい犬や猫の顔を選択すると、ピントや露出を選択したペットにあわせたり、被写体が正面を向いたときに自動的に撮影できる。
本体カラーは パールホワイトとクラシックブラックの2色。オプションの両吊りストラップ付きの専用速写ケース「O-CC102」(価格:4200円)を利用すれば、カメラを水平にぶら下げて持ち歩ける。店頭想定価格は3万円程度となる。
H90は、35mm判換算で28mmの広角からの光学5倍ズームを採用したスタンダードモデルだ。有効画素数は約1210万画素の1/2.3型CCDを搭載。2.7型液晶モニタを備える。I-10と同じくインテリジェントズーム機能を備え、最大で約31.3倍相当の高倍率ズーム撮影が可能だ。
直線的ですっきりとしたボディに、各種ボタン類を効率よく配置した操作性重視のシンプルなデザインを採用したという。本体カラーは、オレンジ・シルバーとセラミックホワイト、マットブラックの3色から選択できる。店頭想定価格は2万円程度となる。
E90は、有効画素数約1010万画素の1/2.3型CCDを採用。光学3倍ズームを備え、初心者でも簡単、気軽に撮影を楽しめるエントリーモデルだ。撮影画面内の人物の顔を検知し、ピントあわせと最適な露出を自動で設定する「顔検出AF&AE」機能に加え、新たに人物の笑顔を検出して自動的に撮影する「スマイルキャッチ」機能を搭載する。
また、被写体の状況をカメラが判断し、最も適した撮影モードを自動的に選択してくれる「オートピクチャー」を搭載。風景、ポートレート、夜景など8種類の撮影シーンが認識できるという。
本体外装には滑りにくく、手になじむラバー塗装を採用。さらに右手側グリップ部に適度な厚みを持たせた握りやすいデザインとすることで、カメラをしっかりと保持できる。本体カラーはブラックとなる。店頭想定価格は1万円台半ばとなる。
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