米航空宇宙局(NASA)は1月22日、国際宇宙ステーション(ISS)に滞在中の宇宙飛行士の個人によるネット利用が可能になったと発表した。
NASAによると、個人向けネットアクセスシステムは「Crew Support LAN」と呼ばれるもので、Ku帯無線高速通信回線を使用して、地上のコンピュータ経由で、ネット回線にリモートアクセスする仕組み。宇宙飛行士たちは、米政府の地上で勤務する公務員と同様のガイドラインのもとに、公務用のメールやIP電話、ビデオ会議システムを利用できる。
現在、ISSには、司令官のJeff Williams氏ほか、日本人宇宙飛行士の野口聡一氏、フライトエンジニアのT.J. Creamer氏が滞在。以前は電子メールで地上に送られたメッセージを地上スタッフが代理でTwitterへのつぶやきとして投稿していたが、システムがアップグレードされて以降は直接配信することが可能になったとのことだ。
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