NECビッグローブ(BIGLOBE)は1月20日、Android端末とPC間で、サイト上のブックマークや閲覧履歴などを共有できるクラウドサービス「BIGLOBEゲート」ベータ版を3月末まで提供すると発表した。利用料は無料だ。
BIGLOBEゲートは、PCとデバイス間の情報を共有するクラウドサービス。利用するには、専用のFirefoxアドオンをインストールする必要がある。今回のベータ版では、複数の端末でブックマークを共有できる「つんどく」と、Twitterを使っておすすめのウェブサイト情報を発信、共有できる「つぶやく」の2つの機能を提供する。
つんどくは、PCからは対象となるウェブページや記事をドラッグ&ドロップ操作で、ブラウザのサイドバーに表示したアドオン上に登録できる。Android端末からはステータスバーに表示する「BIGLOBEゲート」のアイコンを選択すると登録できる。これによりユーザーは、PCとAndroid端末どちらからでも登録したウェブページを閲覧できるようになる。
保管されたブックマークは未読と既読の管理が可能だ。ブックマークに登録した時点ではステータスが「未読」だが、アクセスすると「読了」となる。
つぶやくでは、サイトバーのアドオンにTwitterのタイムラインを表示する。つぶやき内のリンクは、タブブラウザ閲覧中に新しいタブで開くことができるため、複数のブラウザを立ち上げる必要がなくなるという。また、サイドバー上からつぶやきやメッセージを送信することも可能だ。
動作環境は、PCがFirefox 3.5以上(Windows XP、Windows Vista、Windows 7、Mac OS Xにて動作確認済み)、Android端末がAndroid 1.5以上となる。対応ブラウザや対応機種については、順次拡充していくとのことだ。
BIGLOBEでは今後、「アドレス帳」や「ウェブリメール」といったコミュニケーションサービスや、気になる商品をウェブ上で管理できる「MonoColle」といったコレクションサービスなどとの連携を強化するという。
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