ブランドダイアログは1月19日、SaaS型SFA/CRM製品「Knowledge Suite(ナレッジスイート)」の正式販売を開始した。
同社は、独自開発したグリッド技術「プロモーショナルグリッド」で、同社のサービスを利用するPCやサーバの遊休資源をクラウド化し、大規模な仮想スーパーコンピュータを構築している。これを自社SaaS事業のコスト削減に利用したり、企業などに提供することで、SaaS型グループウェア「GRIDYグループウェア」を無償提供するなどしてきた。
今回、約3カ月間のテストマーケティングを実施し、ユーザー企業から高い評価を受けたSaaS型のSFAアプリケーション「GRIDY SFA」の正式販売を開始した。
GRIDY SFAは、営業日報や獲得した名刺の企業情報を元に、見込み顧客や営業進捗、売り上げを管理し、売り上げ予測を立てる顧客管理サービス。ブランドダイアログによると、すでに2009年12月より既存顧客に販売を打診しており、すでに約40社の先行予約があるという。
Knowledge Suiteは、GRIDYグループウェアやGRIDY SFAのほか、「GRIDY CRM」「GRIDY CENTER」「GRIDY AGENCY」「GRIDY AFFILIATE」の計6つのアプリケーションで構成される。ほかのアプリケーションについては2010年春以降に順次提供していく予定だ。
サービスの利用は、すでにGRIDYグループウェアを導入している企業であれば、申し込みから最短約1営業日、新規で導入する企業は、申し込みから最短約2営業日で利用できる。なおGRIDY SFAの料金は初期費用無料、月額費用は1データレコード利用につき10円となっている
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