7.2Mbpsの高速データ通信が可能になったW-ZERO3の進化系--ウィルコム「HYBRID W-ZERO3」 - (page 2)

ウィルコム
WS027SH
内容:ウィルコムから1月28日に発売予定のスマートフォン「HYBRID W-ZERO3(WS027SH)」。今まではPHSの通信網を利用するW-SIMに対応していたが、新たに携帯電話で利用されているSIMにも対応。今回はNTTドコモのFOMA通信網を使ったHSPAも利用できる。

オリジナルインターフェース

 Windows Mobileの問題のひとつがインターフェースだ。独特のインターフェースのため、それまで携帯電話やPHSなどを使っていたユーザーにはハードルが高いことが多い。そこで用意しているのが「WILLCOM UI」だ。HYBRID W-ZERO3の特徴であるジョグタイプのカーソルキー「Xcrawl」を使って操作することを前提に作っている。Xcrawlは、上下左右の4方向を押すことでカーソルが動くだけでなく、回転させてなぞることでカーソルがスクロールする。

 WILLCOM UIでは、ディスプレイ下部に、円状に「電話帳」「発着信履歴」「設定」「メニューランチャ」などを配置。Xcrawlを回転させるようになぞることでメニューが移動し、中央を押して選択する。メニューランチャは、利用できる機能がアイコンで並べられており、アイコンを選択すると起動する。右端に棒状のアイコンが現在のメニューの位置だ。縦に5つ並んでおり、現在一番上にあるようなら下にスクロールするとメニューが入れ替わる。指などで上下になぞるとスクロールするが、このほか画面右端の下側を選択すると上下のスクロールボタンが現れるので、それを押すことでもスクロールする。

 Windows Mobile標準のメニュー画面やランチャなどは、スタイラスで押すことを前提にしているようで、ボタンが小さいものも多い。その点、WILLCOM UIはどのボタンやアイコンも指で押せるぐらいのサイズとなっているので使いやすい。ただ、試作機のためか動作がゆっくりしているようだった。今後のスピードアップに期待したい。

  • Windowsスタートメニューがあるほか、そのほかのメニューも使いやすいようにカスタマイズされている

  • メニューランチャを起動する

  • メニューランチャでは大きなアイコンが整列され、指で操作しやすい

  • Windowsのスタートからプログラムの一覧を表示するところ。画面上で指を上下にスライドさせるとスクロールする

  • W+Infoを選択したところ。最新情報を手軽に確認できる

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画特集

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]