日本ビクターは1月14日、ビデオカメラ「Everio」シリーズにおいて、「GZ-HM1」(HM1)、「GZ-HM570」(HM570)と2機種の新製品を発表した。いずれも裏面照射型のB.S.I CMOSセンサを搭載する。価格はオープン。
B.S.I(Back Side Illuminated) CMOSセンサは、従来下部にあった受光面を上部に配置することによって、光を効率的に捉えられるというもの。従来型に比べ感度を大幅にアップさせ、暗所撮影に強いことが特長だ。
HM1、HM570では、総画素1062万画素の1/2.3型 B.S.I CMOSセンサを採用。最低照度4ルクスでの撮影も実現する。
HM1は、64Gバイトの内蔵メモリとSD/SDHCカードスロットを備えたダブルメモリモデル。「光学式手ブレ補正システム」にアクティブモードを搭載することで、ワイド側での手ブレを抑制する。
フルハイビジョン動画が撮影できるほか、リアル10メガの静止画撮影も可能。ISO6400の高感度撮影を実現するなど、静止画においても暗所撮影機能を強化している。
このほか、雲の動きなどを長時間定点撮影し、短時間で再生する「タイムラプス撮影」、最速600fpsの「ハイスピード撮影」機能を備えた。店頭想定価格は14万円前後。ボディカラーはチタンシルバーのみとなる。
HM570は、本体サイズ高さ62mm×幅55mm×奥行き110mmで、重量約300g(バッテリ含む)のコンパクトモデル。64Gバイト内蔵メモリとSD/SDHCカードスロットを備える。
ビデオカメラとしては業界初となるBluetoothに対応しており、専用アプリをダウンロードすることで、本体で撮影した静止画をBluetooth対応のスマートフォンに転送したり、離れた場所に置いたHM570をスマートフォンから操作したりする「リモート操作&静止画転送」機能を実現。同梱のソフトウェア「Everio MediaBrowser」とGPSユニットを用いれば、位置情報を記録し、「Google Earth」と連動して再生することも可能だ。
店頭想定価格は12万円前後。ボディカラーはルージュレッド、クリアブラック、チタンシルバーの3色になる。
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