CAテクノロジーは12月4日、SEOに従事する企業のウェブマーケティング担当者を対象とした「SEOに対する意識調査」の結果を発表した。SEOの費用対効果に不満を持っている人が多いことが明らかになっている。
この調査は11月20日から11月24日、企業のウェブマーケティングに従事している20代から50代の男女400名を対象に、インターネット上で実施したもの。ただし、広告代理店は除外している。
調査結果によると、SEOに求める最終目的は「成約数の向上」(57.3%)という回答が最も多く、順位上昇だけでなく、成約数向上を目的にしているウェブマーケティング担当者が多いという。一方、54.4%がSEO会社の対策状況に不満や課題を感じており、その理由に「費用対効果がわかりにくい」(69.4%)、「上位表示を目的として成果にコミットしない」(42.3%)が挙げられている。
SEO対策状況については、調査対象者の半数は自社でSEO対策を実施しており、SEO会社に依頼しているのは20.5%にとどまった。その理由としては「予算の関係」(42.3%)という回答が最も多く、「費用対効果が不明瞭な印象があるため」(21.9%)が3位となった。また、SEO会社を選定するポイントとして「サービスの価格」という回答が42.8%を占めており、費用対効果の不明瞭さから多くの予算を投入しにくいという状況があると分析している。
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