オクルコムが提供する「netpost」は、はがきや手紙をネットから郵送できるサービスだ。
利用するには、まずサイト上で「はがき」「封書」「国際はがき」の中から希望のものを選ぶ。あとは、送り主とあて先の氏名や住所、文面を記入してクレジットカードなどで支払えば完了だ。
文面の作成画面では、フォントの種類やサイズ、色を選ぶことができる。また背景画像をアップロードすることも可能。作成したはがきは専用のレーザープリンタで印刷される。平日の午後4時までに申し込めば、当日の午後便で発送される。
はがきは1枚124円から、封書は185円から、国際はがきは144円からそれぞれ送付できる。また、有料オプションも用意しており、速達が270円、netpostのロゴ削除が10円、あて名の手書きが90円といった具合だ。9月25日のサービス以降、はがきの送付が一番人気となっている。しかし最近では封書や国際はがきの利用も増えてきているという。
はがきは投函後、手元に残らないという問題があったが、netpostでは送ったはがきはマイページで管理できる。支払いはクレジットカードやPayPalを利用。筆者も実際に利用してみたが、スムーズにはがきの郵送までを行うことができた。
オクルコム代表取締役の平松匠太郎氏は「昨今は携帯電話やメールなどにより、手紙などの利用が減ってきた。しかし手紙や荷物を受け取るということは、メールを受け取ることとは違った嬉しさがある。もっとその喜びを広めたい」とサービス提供の理由を語る。送るコムではまた、宅配便やバイク便、引越しの料金比較サイト「送料の虎」も運営もしている。
netpostについては今後、月間5万通の目標に向けて外部企業との連携を深めていく。「ネットと郵便を活用するサービスは増えてきたが、今後もオリジナリティと気軽さを追求していきたい」(平松氏)。
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