Dellは米国時間11月13日、Androidベースの「Mini 3」を発表し、スマートフォン市場に参入した。
Dellは、スマートフォンを開発中と長い間うわさされていたが、Mini3を販売する最初のキャリアが中国移動(China Mobile)とブラジルのClaroになることを発表した。
中国においてMini3は、GoogleのAndroid OSをカスタマイズした「OPhone」を搭載する。China Mobileのある関係者は、「DellがOPhoneプラットフォームに基づく新技術を導入する最初のメーカーの1社となったことを大変うれしく思う」と、Dellの記者会見で述べた。
Dellは、ブラジルで販売される機種で採用されるソフトウェアを明らかにせず、「初期のMini3スマートフォンは、Androidプラットフォームを中心に開発されている」と述べるにとどめた。
また、Dellは、技術仕様や価格設定に関する情報も発表しなかったが、製品が店頭に並ぶ頃に明らかになるだろうと述べた。その時期としては、China Mobileが11月下旬、Claroが年末までにはと思われる。また、米国や他の市場でいつ発売になるかも発表されなかった。
Dellは、Mini 3が3.5インチのハイデフィニッションタッチスクリーンを搭載することを認めた。これは、同社の販売およびマーケティング担当幹部Michael Tatelman氏がAssociated Pressに語った詳細と一致する。Mini 3は、中国では販売当初、Wi-Fi機能を搭載しないが、Tatelman氏は、その後搭載されるだろうと述べている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。 原文へ
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