サン電子は11月10日、麻雀牌を使ったパズルゲーム「麻雀上海」(英語名:Mahjong Shanghai)をマイクロソフトの「Windows Marketplace for Mobile」にて販売を開始したと発表した。
10月に米マイクロソフトが開設したWindows Marketplace for Mobileを皮切りに、日本、米国など24カ国にて順次、マーケットプレイスが展開される全ての国で販売するという。
価格は日本円の場合は700円で、海外の価格は700円相当の現地通貨価格となる見込み。
なお、Windows Marketplace for Mobileを利用するには、Windows Mobile 6.5を搭載した端末が必要になる。日本では、同日発表されたNTTドコモのスマートフォン「SC-01B」「T-01A」やソフトバンクモバイルの「dynapocket X02T」「X01SC」が対象になる。
日本における具体的なサービス開始日はまだ発表されていない。なお、マイクロソフトは、Windows Marketplace for Mobileについて12月頃をめどに、現在販売中のWindows Mobile 6/6.1にも対応するとしている。
サン電子の麻雀上海は、Windows Mobile 6.0/6.1/6.5に対応するが、画面表示640×480ドット以上のタッチインターフェイスを持つ端末が対象となるため、対応端末は、「T-01A」(要バージョンアップ)と「X02T」のみになる。
サン電子 サンソフト事業部 グローバルマーケティング・グループリーダーの水野政司氏は、Windows Marketplace for Mobileの可能性について、「グローバルで見ると遜色ない。中古市場もかなり大きくある。アジアなど一定のマーケットの流通量は大きいし稼働率も違う。総合的に見ると、Windows Mobileは選択肢として大きなところを占めており、ビジネス的には最適」と期待を語る。
また、同社はiPhone向けのアプリにも当初から着手してきた。「iPhone向けのアプリを最初に出したことで、世界で売れるマーケットであれば、だいたいこれぐらいの売り上げはあるだろうということが見えてきた」としており、グローバル展開で収益アップを目指す考えだ。
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