NTTドコモは11月10日、2009年冬モデル、2010年春モデル全19機種と、フォトフレーム1機種を発表した。11月より順次販売を開始する。
エンターテインメント機能を強化したdocomo PRIME seriesでは、ディスプレイとキー部分が離れるセパレートスタイルの富士通製「F-04B」、1220万画素カメラを搭載した防水・防塵ケータイ「F-01B」など5機種が登場。F-04Bは、CEATEC JAPAN 2008で公開された「セパレートケータイ」の進化形にあたる。当時は2つ折り端末のディスプレイとキー部分をマグネットで付けていたが、今回はスライド型端末で、ディスプレイとキー部分は部品がかみ合うことでつながっている。
スマートフォンとしては、docomo PRO seriesにおいてWindows Mobile 6.5搭載のサムスン電子製「SC-01B」と、QWERTYキー搭載のシャープ製「SH-03B」を用意。今回、Android端末は発表されなかったが、海外で発表されて話題になっているSony Ericsson Mobile Communications製のAndroid端末「Xperia X10」について、「最終検討中。2010年春から夏にかけてドコモから出したいと考えている」(NTTドコモ代表取締役社長の山田隆持氏)と話した。
デザインに主軸を置いたdocomo STYLE seriesでは、人気雑誌Seventeenのモデルがプロデュースした「SH-05B」や、お菓子をモチーフにしたアクセサリーが人気のブランド「Q-pot.」とコラボレーションした端末「SH-04B」などを揃えた。SH-04Bは1万3000台限定で販売する。
サービス面では、ユーザーが許可した場合、位置情報をつねにコンテンツプロバイダーなどに伝える「オートGPS」を開始する。これにより、iコンシェルでユーザーの位置情報を利用して、現在地の終電情報や気象情報、近くにある店舗のキャンペーン情報などが配信されるようになるという。
また、自宅に小型基地局を置けるフェムトセルサービス「マイエリア」も開始する。基地局の通信を占有できるため通信速度が速くなるとのことだ。
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