まもなく公開される「Xbox LIVE」のアップデート版では、Twitter、Facebook、Last.fmへのアクセスが可能になるが、その公開プレビューでは、18歳未満のユーザーによるこれらのソーシャルネットワークへのアクセスが許可されていない。2009年のうちにすべての「Xbox 360」向けに同ソフトウェアが正式アップデートされても、残念ながらこの年齢制限が適用される予定である。
Microsoftの広報を担当するMajor Nelson氏のブログ投稿によると、Microsoftが、Twitter、Facebook、およびLast.fmへのアクセスを18歳以上に制限したのは、「どのアプリケーションへのアクセスを子供に許可するかをカスタマイズするFamily Settings」機能を保護者が利用できないためだという。またMicrosoftは、Xbox LIVEの環境を「年齢に見合ったもの」に維持し続けたいと考えている。
Major Nelson氏は、これが多くのXbox LIVEユーザーにとって最大の関心事であることを認識しているため、先手を打って今回の解決策が最終決定ではないことを指摘している。同氏は、Microsoftが「どのソーシャルアプリケーションを自分の子供にアクセス可能とするかという選択権を保護者に与えるアップデート版」の製作に取り組んでいると述べた。Nelson氏によると、そのアップレード版がリリースされれば、13〜17歳の子供が、保護者の承認を得ればソーシャルネットワークにアクセス可能となるという。
これまでのところ、Microsoftは、Xbox LIVEのアップデート版が正式にいつリリースされる予定であるかを明らかにしていない(Nelson氏は、「まもなく」とだけ述べている)。ソーシャルネットワークへのアクセスを親が制御するアップデート版は、Xbox LIVEアップデート版がリリースされた「数週間後」にリリースされる予定である。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。 原文へ
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