さくらインターネットは10月28日、2010年3月期第2四半期(2009年7〜9月)の決算を発表した。売上高は堅調に伸び、営業、経常利益は大幅に増加。
売上高は19億4826万円と前年同期比10.9%増加した。既存プランのブラッシュアップや新サービスの投入などがあったレンタルサーバサービスや、専用サーバサービスが大きく伸びた。
利益面では、営業利益が1億6138万円と同43.8%の大幅な伸び。売り上げ増に加え、サービス投入の実施時期を一部見直したことによる販管費の一部が次四半期以降に繰り越されたことによる。さらに、経常利益も有利子負債の縮小に伴う支払利息の減少などにより、同50.8%増の1億5364万円と大幅増益。
しかし、純利益は販売管理システムに係る減損損失を1億8559万円特損計上したことで、前年同期の6784万円の黒字から4317万円の赤字に転落した。これは、クラウドサービスなどへの対応のため、課金方法を含めて従来システムの改修を検討してきたが、従来システムをベースとした改修による対応よりも、新システムを開発した方がメリットが高くなると判断し、保守的に関連従来システムを減損処理したという。
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