フリービットは10月28日、家電などをウェブサーバ化する「ServersMan」の新ラインアップとして、ネットワーク接続型大容量記憶装置(NAS)用製品「ServersMan@CAS(Cloud Attached Server)」を発表した。
NASは常時接続環境下にある必要があるため、通常はデータセンタなどに置かれている。ServersMan@CASはこれを、法人や個人の手元に置けるようにしたものだ。構内LAN、インターネットの両方からアクセスできるほか、IPv4、IPv6の両方に対応。USB接続による拡張ディスクへのバックアップや第3世代携帯電話回線を使ったアクセス回線の冗長化も可能だ。
法人に対してはフリービットが、法人事業取引先約3000社向けに12月から先行販売する。容量は2Tバイトで、料金は月6300円からとなる。なお、ServersMan@CASはServersManシリーズの有料課金ビジネスの第1弾とのこと。
個人向けにはプラネックスコミュニケーションズが「MZK-NAS01SGS」「MZK-NAS02SGS」を11月6日に発売する。容量は1Tバイトで、ファイル交換ソフト「BitTorrent」に対応。フリービットが提供する、iモード対応携帯電話やiPhoneで利用できるServersMan@CAS連携アプリを使うと、携帯電話やiPhoneで撮影した写真を直接ServersMan@CASのデータ領域に保存できる。
価格はMZK-NAS01SGSが2万4800円、MZK-NAS02SGSが3万9800円(いずれも税抜き)。なお、バックアップ回線接続機能は搭載されていない。
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