ストリートメディアは10月26日、同社のデジタルサイネージ端末「Touch!ビジョン」を、秋葉原駅周辺の電気店店頭や店内に設置したことを発表した。
Touch!ビジョンは、映像の放映時にFeliCa機能付き携帯電話をかざすことで、映像と連動した情報を携帯電話に取り込むことができるデジタルサイネージ端末だ。配信する映像は地上デジタル放送波を利用するため、ネットワークの用意されていない環境でもコンテンツの内容や放送時間などを制御できる。ストリートメディアでは、2008年12月より東京・神田の商店街にTouch!ビジョンを設置し、地域情報などを配信している。
今回、ヒューマンメディアの協力のもと、PC・デジタル家電販売店「ソフマップ」の秋葉原本館店頭をはじめとした秋葉原駅周辺の店舗内外にTouch!ビジョンを15台設置した。
15台の端末では、地域情報や商品情報など、秋葉原の来街者をターゲットとするプロモーション映像など放映する予定。第1弾として、アニメ「バトルスピリッツ少年激覇ダン」の番組映像を放映する。同番組の映像が流れている時に携帯電話で端末にタッチすると、公式サイトに誘導される仕組み。サイトでは、番組の予告やあらすじを紹介するほか、待ち受け画面などを提供している。
またストリートメディアでは、通信販売のニッセンとともに、「ほんやチャンネル」事業の実験を開始した。
同事業では、書店店舗内に設置したデジタルサイネージ端末を使い、書店で取り扱う商品の広告や発売日、店頭フェアやイベント情報、週間ランキングや天気予報などを配信する。首都圏の約50店舗の書店で2010年1月下旬まで試験運用を実施し、今後の展開を検討する
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