インターネットイニシアティブ(IIJ)は10月26日、企業向けのメールセキュリティサービス「IIJセキュアMXサービス」に、送信メールの添付ファイルを自動的に暗号化する「添付ファイル暗号化機能」を追加した。
添付ファイル暗号化機能は、IIJセキュアMXサービスのゲートウェイを通過するメールの添付ファイルを自動的にパスワード付きのzipファイルに変換するもの。ユーザー自身が暗号化する必要がないため、メールによる情報漏えい対策を手軽に全社に適用することができるという。また、特定のメールアドレスやドメイン、拡張子を持つファイルのみを暗号化する設定も可能となっている。
添付ファイルが暗号化されると、送信者に対してファイルの復号化パスワードやメールの宛先、サブジェクト情報が記載された内容確認用のメールが別途送られる。これにより、送信者は送信先にパスワード情報を送信する前に、メールの宛先などに間違いがないかを確認することができる。
また、メールを送信してから一定時間経過後に、自動的に復号化パスワードを送信先に通知することもできる。万一誤送信が発覚した場合には、内容確認メールに記載された送信停止用のワンタイムURLからパスワードの送信を停止することができる。
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