ニューヨーク発--The Wall Street Journalによると、Barnes & Nobleが発売予定の電子書籍リーダーの名称は「Nook」で、259ドルで販売される予定という。
The Wall Street Journalは、同製品に対して予定されている広告を引用し、同機器には、大々的に報じられている電子インクディスプレイと小型カラータッチスクリーン搭載のデュアルディスプレイに加えて、電子書籍を他者に貸す機能が搭載されるとも報じている。
Barnes & Nobleは、米国時間10月20日に当地で開催されるイベントで新端末を発表する予定である。この端末の写真は先週流出している。また、筆者が19日に記したとおり、Barnes & Nobleは、電子書籍リーダーの販売開始のためのFCCの承認を取得済みである。
Amazonの「Kindle」が長期にわたって独占してきた電子書籍リーダーの分野には、急速に多くの企業が参入している。ソニーが提供する数種類の新製品に加えて、多数の企業が、電子インクディスプレイとワイヤレス接続を組み合わせた製品または製品計画を発表している。
Plastic Logicは19日、2010年初頭に大画面搭載機器「Que」を発売すると述べた。新興企業であるSpring Designも、機器発売の計画を発表した。同社が発売予定の機器は、Nookに非常に類似しているように聞こえるが、同社の広報担当者はCNET Newsに対し、同社はBarnes & Nobleの機器には関与していないと述べた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。 原文へ
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