独立行政法人 情報処理推進機構セキュリティセンター(IPA/ISEC)および一般社団法人 JPCERTコーディネーションセンター(JPCERT/CC)は10月15日、複数のサイボウズ製品にクロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在すると公表した。
具体的には、「サイボウズ Office 7」「サイボウズ デヂエ 6」「サイボウズ メールワイズ 3」に脆弱性が存在する。この問題を悪用されると、ユーザーのブラウザ上で任意のスクリプトを実行される可能性がある。
サイボウズはこの問題を解消した最新版を提供しており、該当するユーザーに対して速やかにアップデートするよう呼びかけている。なお、JPCERT/CCではこの脆弱性の危険度について、攻撃経路、認証レベル、攻撃の難易度で「高」、攻撃成立に必要なユーザーの関与では「中」と分析している。
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