パナソニックでは2006年に「ビエラリンク」を採用。好きなコンテンツを好きな場所で見られる「つながる暮らし」を提案してきた。このビエラリンクをさらに拡大し、リビングだけでなく、キッチン、外出先などでも楽しめる環境を提案していくという。
大坪氏は、つながる暮らしの次なる進化として、「臨場感コミュニケーション」を挙げた。「ハイビジョン映像コミュニケーションは、インターネットを介して映像とクリアな音声を提供する。これを家庭用として展開していきたい」とのこと。また、近未来のコミュニケーションの姿として、デジタル化した壁を、手のジェスチャーで簡単に操作できる「ライフウォール」を紹介した。
ライフウォールは、等身大の映像を映し出すことで目の前にいるように会話できることが特長という。「インターフェースの開発にはさらなる洗練が必要だが、動かして見せるレベルはクリアしている」と開発状況も明らかにした。
9月に開発発表したベッド型ロボット「ロボティックベッド」に関しては、「自立した生活をアシストすることが大事」とし、主役はあくまでも「人」ということを強調する。
ロボット事業に関しては業界の先頭に立ち、取り組んでいきたいとし、電動アシスト自転車の仕組みを応用した重たいものを移動させるパワーアシストロボットや電動カートへの展開など、ソリューションを提供することができるとした。今後に関しては「幅広い技術を活用し、新たなロボット商品を次々に生み出す」と意欲を話した。
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