ラネクシー(二瓶孝二社長)のログ管理ソフト「My log star」の販売が好調に推移している。導入実績は1200社に到達し、業種を問わず納入に成功。今後は証跡管理ソリューションで、他社とのアライアンスも検討しており、さらなる拡販に挑む。
「My log star」は、アプリケーションやメール、ファイルの操作、プリンタでの印刷など15種のログが取得可能なログ管理ソフト。統一されたGUIでログを見ることができるほか、カーネルレベルでログを取得するため、コマンドプロンプトでの操作内容を把握できる。また、レポート機能やCSV出力機能を備え、内部統制強化・IT資産管理にも活用が可能となっている。
内部統制への関心の高まりや「日本版SOX法」施行で、損害保険やリース、自動車部品、銀行などからの引き合いが強く、1200社以上の導入実績がある。山越歩・営業本部ソフトウェア営業部コマース課は、「文書管理ということの証明として選ばれているのではないか。J-SOX法の影響もあり、売り上げは伸びている」と話している。
今後は、管理ログをブルーレイディスクに保存するといった証跡管理のソリューションでディスクパブリッシングシステムのリマ―ジュジャパンなどとの協業も視野に入れているという。
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