「Google Docs」開発チームに参加した2009年の夏季インターン生たちは、同サービスを学生にとって便利なものにするための機能改善および追加を課題として与えられた。
インターン生たちはこれに応え、数式エディタ、上付き文字と下付き文字、ドキュメント翻訳、アンケート調査機能の改善、箇条書きのオプション拡充といった新機能を開発した。これらの機能はすでに追加され、実際に使用できる。
どの機能も、それ自体は画期的なものではない。しかし全体で見ると、Googleの生産性スイートを補完し、おそらくは一部ユーザーを遠ざける原因になっていた、特定のニーズへの対応不足を解消するものとなっている。
市場をリードする「Microsoft Office」と比較して、Google Docsの機能が最小限しかないことに不満を漏らす人は多い(一方で、Googleに16年先んじているMicrosoft Officeには、機能を詰め込みすぎとの批判がある)。
学生は、Google Docsのユーザーおよび潜在ユーザーを形成する主要層の一角だ。したがって、文書やスプレッドシート、プレゼンテーションの作成など、学生がよく行う作業を支援する機能の追加は理にかなっている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。原文へ
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