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ウェブ広告を利用したマルウェア感染の新手口--The New York Timesも被害に - (page 3)

文:Elinor Mills(CNET News) 翻訳校正:川村インターナショナル2009年09月18日 07時00分
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 ClickFactsは、広告主をクリック詐欺から守る手助けとして事業を始めたが、さらにウェブサイトと広告ネットワーク向けに、広告コンテンツにマルウェアのようなものがないかどうかを検査する広告スキャニングサービスを提供している。Caruso氏によれば、ClickFactsは、例えば以前悪質なスケアウェアの攻撃を受けたNews CorporationのFoxサイト上に掲載される広告を監視しているという。

 「広告が配信される前に予防的にスキャンし、その後も継続的に世界中の多数のIPレンジから広告をスキャンして、アドウェアが実行されていないことを確認している」(Caruso氏)

 Caruso氏は、多くの広告ネットワークは広告を手作業でスキャンしているが、手動スキャン終了後に広告コンテンツを変更するのは簡単だと言う。また、悪質な広告は「どこにでも掲載される可能性がある」という。サイトは多くの場合、広告スペースをほかの会社を通じて販売するからだ。

 例えば2年前、ある広告ネットワークがYahooの「Right Media Exchange」経由でMySpace、Photobucket、Beboなどアクセス数の多いサイトに提供したバナー広告内で、トロイの木馬ソフトウェアが発見された。

 不正な広告は数多くの問題を引き起こす。まず、広告がクリックされるとマルウェアがコンピュータにダウンロードされる。Cluley氏によれば、マルウェアにはトロイの木馬、バックドア、キーロガーなどがあり、これを利用してコンピュータを乗っ取り、スパムを送信したり、ほかのコンピュータに攻撃を仕掛けたりすることができるという。

 さらに、巧妙な手口に引っ掛かり、クレジットカードやほかの支払情報を提供してしまうと、詐欺実行犯は慎重に扱うべき金融データを手に入れ、それを利用して身分を詐称できる。

 「こうした広告の裏にある目的は個人情報を盗むことだ」(Caruso氏)

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。原文へ

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