ジャストシステムは8月25日、自然言語処理技術を応用することで不適切なウェブページの閲覧と問題のある書き込みを防止する学習型ウェブフィルタリングソフト「Tri-De(トリデ)」を10月30日に発売する。
Tri-Deは、ジャストシステムのインターネットメールソフト「Shuriken」用の学習型迷惑メールフィルター技術を利用して独自開発した学習型フィルタを搭載した。単なる禁止単語の一致ではなく、ウェブページの記載内容を総合的に判断してフィルタリングするため、未知のウェブページであっても不適切なページの閲覧を防止できるという。
また、428カテゴリに細分化した最新のURLデータベースに基づいてフィルタリングする「URLフィルター」や、外部ウェブページへの書き込みや送信の際に文章を解析し、問題ある内容の書き込みや送信を防ぐ「単語フィルター」を搭載している。
Tri-DeはWindows 2003 ServerおよびWindows 2008 Server上で動作する。グループごとのフィルタリング設定やブラックリスト/ホワイトリストへのURL登録、ブロックログの確認などはブラウザからできる。学習フィルターの搭載により、制限したいURLや単語登録といった手間が大幅に削減できるとしている。
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