3人の裁判官で構成される審査団は米国時間8月21日、米Yahooは同社のインターネットラジオサービスで楽曲を再生するたびに料金を支払う必要はないとの裁定を下し、先の評決を支持した。
音楽業界にとっての敗北と見られているこの裁定で、「Yahoo Music」は、Yahooがインターネットで楽曲を再生する権利を取得するためにレコード会社と交渉しなければならないほど「インタラクティブ」ではないと判断された。Reutersによれば、その代わりとして、Yahooはデジタル音楽の著作権団体であるSoundExchangeにライセンス料を支払うだけで済むかもしれないという。
この訴訟は、ソニーの部門の1つがLaunch Mediaを訴えた2001年にまでさかのぼる。ソニーの同部門は、Launch Mediaのサービスがインターネットで特定の楽曲プレイリストを提供する際に著作権保有者への支払いを求める法律を回避していると主張していた。Yahooもまた、2001年にLaunch Mediaを買収したが、その後、同サービスの管理をCBS Radioに譲渡している。CBS Radioは、CNET Newsを発行するCBSの部門の1つである。
Yahooが2007年に勝訴し、ソニーが上訴していたが、今回の判決に至った。
この記事は海外CBS Interactive発の記事をシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。 原文へ
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