独立行政法人 情報処理推進機構セキュリティセンター(IPA/ISEC)および有限責任中間法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は8月19日、Adobe Systemsが提供するウェブアプリケーション開発ソフトウェア「ColdFusion」にクロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在すると公表した。
該当するバージョンはColdFusionのバージョン8.0.1およびそれ以前。この脆弱性が悪用されると、遠隔地の攻撃者がユーザーのブラウザ上で任意のスクリプトを実行する可能性がある。
Adobeは、この脆弱性を解消する最新版を公開しており、アップデートするよう呼びかけている。なお、JPCERT/CCによる脆弱性分析結果では、攻撃経路、認証レベル、攻撃の難易度の評価を「高」、攻撃成立に必要なユーザーの関与の評価を「中」としている。
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