これに加えて、コメント数や投稿時間などを元に「もっとも盛り上がっている投稿」を算出して表示している。こういった仕様にした結果「試験運用時から数百件のコメントがつく投稿もあった」(代表取締役社長の納家一寛氏)という。
また、すべての投稿が表示される「ホーム」に加え、「日常」「ニュース」「スポーツ」「芸能・エンタメ」「IT」「趣味」とテーマごとに投稿・閲覧ページを用意し、興味のある分野へのユーザーの投稿を促している。
Serendは20代〜30代前半の女性、いわゆるF1層をメインターゲットとする。納家氏はTwitterについて「『ソーシャル』『リアルタイム』『パブリック』いう3つの条件を持つすばらしいプラットフォーム」と評価し、友人や周囲にも積極的に紹介していたのだという。しかし、「どんな人をフォローすべきか、どんな話題で盛り上がっているのかということがITリテラシーの高い人でないと分かりにくい。主婦やOLが“井戸端会議”感覚で利用できるサービスが必要だと思った」とサービス開発の経緯を語る。
同社が公開した試験運用時のデータによると、7月時点でのユーザー数は3万。このユーザーの6割は女性、年齢分布で見ると20〜34歳が6割を占めるという。また、PCにおける月間滞在時間は4時間7分となっている。
収益については広告の導入も検討するが、企業向けに有償で専用アカウントを用意し、商品やサービスに対するコメントを収集するといったマーケティング支援ツールとしての利用を提案していく。
Parmyでは今後、1年で100万ユーザーを目指す。年内にはiPhoneアプリも公開する予定だ。
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