ラックは8月4日、組織内からの情報流出の可能性を評価する「情報漏えいチェックサービス」の提供を開始したと発表した。組織内のネットワーク通信パケットを一定期間収集することで、セキュリティポリシーに違反した意図的な外部への情報流出や、PCのウイルス感染などによる情報漏えい、組織内からの不審なアクセスの有無などをチェックする。
まず、企業内のネットワーク上に通信パケットを収集する専用機器を設置し、組織内から外部ネットワークに流れるすべての通信パケットを収集する。収集したパケットデータをラックの専門家が分析し、情報漏えいの可能性を調べるという。
このサービスを利用することで、すでに実装しているセキュリティ対策が有効であるか、現行のセキュリティポリシーが形骸化していないか、また組織の情報漏えい対策の実効性がどの程度かを評価し、運用中の情報漏えい対策を見直すことができるとしている。
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