GMOインターネットは8月4日、2009年12月期第2四半期の連結累計期間(1月〜6月)の業績予想を上方修正した。セキュリティ事業の売り上げが好調なほか、「巣ごもり消費」と呼ばれる消費行動を受けて決済事業が堅調だったことが要因という。
売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 純利益 | |
2月12日 |
185億 | 19億 | 18億5000万 | 8億 |
今回予想 | 189億7600万 | 22億800万 | 23億1700万 | 12億2500万 |
増減率 | 2.6% | 16.2% | 25.2% | 53.1% |
セキュリティ事業については、前年度から取り組んできた代理店の開拓が進んで、国内、海外ともに売り上げが好調だったとのこと。レンタルサーバ事業の契約件数は順調といい、決済事業もEコマース市場の伸びを追い風にしたようだ。
インターネットメディア事業では、各社が広告費を抑制しているため、広告代理事業における売上高が当初見込みを若干下回るとのこと。一方、サーチエンジンマーケティング事業は好調に推移し、インターネットメディア事業の売上高を押し上げたとしている。
利益面では、連結子会社の合併による統合効果や継続的なコスト構造の見直しにより、販売費や一般管理費を抑えたとのことだ。
なお、通期の業績予想については不確定な要素が多いため、当初見込みを据え置いている。
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