ニコンイメージングジャパンは8月4日、コンパクトデジタルカメラ「COOLPIX」のラインアップに5機種を追加した。
今回発売されるのは、初心者でも扱いやすい「Lシリーズ」の「L20」と、コンパクトボディに先進機能を備えた「Sシリーズ」の「S640」「S70」「S1000pj」「S570」だ。Sシリーズの4機種には、新開発となる広角28mmからの光学5倍ズーム、独自の画像処理コンセプト「EXPEED」をもとに最適化した画像処理システム、美しいポートレート撮影ができる「ベストフェイス機能」を採用。S70およびS1000pjには、手ブレや被写体ブレを抑える5つのブレ補正機能も搭載されている。発売日はL20とS640が8月28日で、そのほかの機種は9月を予定している。価格はすべてオープンとなる。
L20は、光学3.6倍ズームや3.0インチ液晶を搭載した1000万画素モデル。電源を入れるだけでカメラが自動的に撮影設定をする「らくらくオート撮影」、最大3人までの顔を認識する笑顔撮影モードなど、初心者にも扱いやすい設計となっている。電源には単3形乾電池を使用。本体カラーはシルバーのみだ。店頭想定価格は1万7000円前後となる。
S640は、約0.7秒の世界最速起動に加えて約0.25秒のAF合焦時間、約0.31秒の撮影タイムラグなど撮影スピードを追求した1220万画素モデル。約20.5mmのスリムボディに、2.7インチ液晶や高感度低ノイズ技術、ブレ補正機能、人物撮影機能などを搭載する。USB接続時には画像転送だけでなく充電も可能。カラーはディープブラック、アイスシルバー、プライムレッド、プレシャスピンクの4種類だ。店頭想定価格は3万5000円前後となる。
S70は、カラーごとに異なる質感を組み合わせた「デュアルテクスチャーデザイン」を採用した1210万画素モデル。3.5インチワイドの有機ELモニタは、静電式タッチパネルタイプとなる。カラーはライトブラウン、マットブラック、クリスタルレッドの3種類だ。店頭想定価格は4万3000円前後となる。
S1000pjは、デジタルカメラとして世界初の超小型プロジェクターを内蔵した1210万画素モデル。プロジェクター機能を使えば、撮影した画像を室内や外出先の壁などに5〜40型までの画像が投映ができる。高感度対応、ブレ補正機能、多彩なスライドショー効果に加え、撮影とプロジェクター操作の両方で使えるリモコン機能も搭載。本体カラーはシルバーのみとなっている。店頭想定価格は5万2000円前後となる。
S570は、シンプルデザインのアルミ合金ボディに2.7インチ液晶を備えた1200万画素モデル。人の肌を滑らかに補正する美肌効果やブレ補正など多彩な機能で、簡単に思い通りの写真が撮影できる。カラーバリエーションはシルバーとピンクの2種類だ。店頭想定価格は2万5000円前後となる。
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