サイバーエージェントの連結子会社であるマイクロアドは7月30日、メディア企業の広告枠運営と収益化を支援する広告配信システム「MicroAd Vasco(マイクロアド ヴァスコ)」の提供を開始した。中堅から大規模メディアを対象に、2009年中に100社への導入を目指す。
MicroAd Vascoは、マイクロアドが独自に開発したASP型の広告配信システム。時間帯および曜日指定配信、フリークエンシーコントロール、レポート機能などの広告配信管理機能が利用できる。
広告空き枠の発生時に、マイクロアドのアドネットワーク「MicroAd」から広告データの供給を受けることができ、広告空き枠に配信されたMicroAd広告が表示あるいはクリックされると、マイクロアドから広告収益の一部が支払われる仕組みを持っている。
初期費用は無料で月額利用料金はCPM従量課金方式。MicroAdの広告を空き枠に配信する場合は、利用料金が減額されるため、メディア企業は広告配信システムの運用費用を抑制しながら、新しい収益を確保することができるとしている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」