ミクシィは7月29日、ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)「mixi」で提供している音楽サービス「mixiミュージック」を2009年12月10日をもって終了することを発表した。mixi内で音楽を聴ける「mixi Radio」、mixi内の友人に楽曲をプレゼントできる「ギフトソング」もあわせて終了する。
mixiミュージックは2006年5月より提供されてきた。友人に音楽リストを公開したり、公開されたリストや楽曲にコメントをつけられたりするサービスで、mixiユーザー同士が音楽を通じてコミュニケーションをとれるようにしたもの。
2008年7月にはmixi Radioとギフトソングが加わり、音楽のストリーミング再生と友人へのプレゼントが可能になった。
ミクシィではサービス終了の理由について、音楽系サービスがそれほど多くのユーザーに利用されているわけではないこと、そして8月より提供する「mixiアプリ」にリソースを集中する計画であることを挙げた。
同社は7月13日にもmixiモバイルで提供してきた無料ゲームコンテンツ「ピコミク」を終了することを発表したばかり。今後はmixiのプラットフォーム展開により注力していく。ミクシィでは「SNSと音楽やその他のエンターテイメントを融合したmixiアプリの登場に、ご期待ください」とコメントしている。
サービス終了に向けてのスケジュールは下記を予定している。
ギフトソングは10月29日の販売終了後も有効期間内は通常通り再生できる。再生ランキングなどのデータはCSVファイルなどの形式でまとめてダウンロードできるように準備を進めているという。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」