オウケイウェイヴと中文産業、青山データセンターは7月28日、Q&Aサイト「OKWave」の中国向け事業に関する包括的な業務提携を結んだと発表した。これにあわせて簡体字中国語によるQ&Aサイト「OKWave China」の正式サービスを開始した。
OKWave Chinaは、これまでオウケイウェイヴがベータサービスとして提供してきた「OKWave中国語」を、中国人ユーザー向けに改修したもの。ダーゲットとするのは、在日中国人をはじめ、観光や留学などで日本にやってくる中国人、中国に興味のある日本人や在中日本人などで、「クロスボーダーなコミュニティサイトを目指す」(同社)という。現在は簡体字中国語のみの対応だが、翻訳機能も2009年中に実装する予定だ。
オウケイウェイヴは今年で設立10周年。Q&AサイトのOKWaveは登録ユーザー150万人、月間ユニークユーザーでは4100万人のサイトへ成長。OKWaveに集まったQ&Aのデータベースをパートナー企業に提供するポータル事業では120サイトと提携しており、投稿されたQ&Aは合計1900万件以上となっている。また、Q&Aシステムを企業向けにASPで提供しており、こちらの導入実績は200サイトに上るという。2008年3月には米Microsoftからも「インターネットサービスを提供する会社としては日本初」(同社)となる出資も受けている。
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