PalmとAppleのいたちごっこが、また少し過熱してきたようだ。Palmは米国時間7月23日、「Palm Pre」向け「webOS 1.1」をリリースした。多くの機能の中でも注目すべきは、「Palm Pre」との同機能のなくなったiTunesのバージョン8.2.1と、再び同期するようになったことだ。この情報は、同ソフトウェアアップデートの新機能と拡張点が書かれたPalmのブログ投稿の最後に、何気なく記載されている。
メディア同期機能のほかに、WebOS 1.1では企業向けの機能も拡張され、「Microsoft Exchange ActiveSync」のサポートが強化されている。今回のリリースによりPreは、リモートワイプ、PINとパスワードの入力、不使用時タイムアウト、認証処理の改善など、多くの機能を提供する。
また、テキスト、インスタントメッセージでエモティコンが使用可能になり、連絡先を管理するアプリケーションでは「person reminders」(編集部注:連絡先ごとにリマインダーを記録する機能。その人から電話やメッセージを受信し た際に、このリマインダーがポップアップ表示される)を設定することが可能になった。Sprintのアプリケーション「NFL Mobile Live」もPreでサポートされるようになったが、今回のアップデートでPreに追加された新しいアプリケーションはそれだけである。
この記事は海外CBS Interactive発の記事をシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。 原文へ
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