純利益は14億8000万ドルで、1株あたりの利益は4.66ドルとなっている。前年同期の純利益は12億5000万ドル、1株あたりの利益は3.92ドルであった。各種費用を除外すると、1株あたりの利益は5.36ドルとなる。
平均的にみると、Thomson Reutersが調査したアナリストたちは、手数料を除外した売り上げが40億6000万ドルとなり、1株あたりの利益は5.09ドルと予想していた。
Googleの最高財務責任者(CFO)Patrick Pichette氏は、夏期に各種の事業活動が停滞する関係上、一般的に第2四半期は低調になる傾向が強い点を指摘した。
Googleによる広告のペイドクリック数合計は、前年同期比で15%増とはなったものの、前期比では2%減となっており、平均的なクリック単価は、前年同期比で13%減となり、前期比では5%増となった。一方、トラフィック獲得コストは、前年同期と比較して減少している。
Googleのグローバル販売営業および事業開発部門プレジデントとなるNikesh Arora氏は、YouTubeが黒字化を達成するようになってきたことを明らかにした。同氏は、売り上げを獲得できるビューが、前年同期比で3倍に達して、Googleが毎月、何十億もの動画再生から売り上げを記録していると述べた。
YouTubeと売り上げの増加傾向という「軌道に乗ったことに心から満足している。(近い)将来には、多くの利益をもたらす事業となるだろう」と、同氏は語っている。
フルタイムで勤務する従業員数は、すでに前期中にアナウンスされていた、主にセールスマーケティング部門の役職を減らす計画が実行に移されて、前期末より375人削減され、およそ2万人になったことを、Pichette氏は明らかにしている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事をシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。 原文へ
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