一般社団法人パソコン3R推進協会は、2008年度における使用済みPCの回収実績を発表した。
同協会のまとめによると、2008年度の使用済みPCの回収実績は、87万2000台で総重量が8034トン。回収重量では前年度比10.9%減と前年度実績を下回ったものの、ディスプレイが重量のあるCRTから軽量の液晶に、急速にシフトしたことがおもな要因で、回収台数では前年度比3.1%増となった。
また製品リユース率は、家庭用PCが重量比で8.6%、事業系PCが同22.4%となり、製造年次の比較的新しい事業系の使用済みPCのほうが、製品リユースされる比率が高い傾向にある。
さらに使用済みPCを解体後、中古再生部品または資源として再利用された割合を示す「資源再利用率」は、法人から廃棄されたデスクトップPCの最大82.5%をはじめ、家庭系・事業系のいずれの品目でも法定目標値を大幅に達成する結果となった。
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