フラクタリストは、月額課金制のキャリア公式サイト向けアフィリエイト広告サービス「ShareFii」を7月13日に正式公開する。ユーザーの課金額よりも企業の支払う広告費が上回るリスクを極力排除するのが狙いだとしている。
従来、モバイルアフィリエイト広告では広告費がユーザーを獲得した初月に発生していた。これに対し、ShareFiiは、ユーザーの会員継続月数に応じて計算する仕組みを採っている。このため、獲得したユーザーの月次会員継続率が低い場合は、広告費を従来より抑えることができるという。
モバイルアフィリエイト広告では不正登録によりユーザーから課金額が支払われないにもかかわらず、アフィリエイト広告では「成果」としてカウントされ、コンテンツプロバイダー側が広告費を支払わなければならない「不正登録成果」が問題になっている。これについては携帯電話キャリアが保持する会員ユーザーのデータとShareFiiで取得した入会登録ユーザーのデータを照合し、携帯電話キャリアが会員ユーザーと認めた入会登録のみを対象に請求する。これにより、不正登録成果への広告費の支払いを防止するとのことだ。
ShareFiiでは今後、従量課金制のモバイル公式サイトやモバイルECサイトにも対応していく予定としている。
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