NEXXは7月3日、印刷された文章をなぞるだけで、テキストをデジタルデータとして取り込める、OCR機能付きのハンドスキャナ「miniScanEYE 3(ミニスキャンアイ3)」を同社直販サイトなどで発売した。価格は1万9800円。
「miniScanEYE 3」は、OCR機能付きハンドスキャナ「miniScanEYE 2」の後継機種。USBでPCと接続し、印刷書類から単語やセンテンスをなぞるようにスキャンして抜き出し、WordやExcel、Outlook、メモ帳、テキスト・エディタなどのアプリケーションに書き出せる。また、読み取り範囲の小さい図形イメージをそのまま取り込むことも可能。
認識言語は従来の日本語、英語、中国語(繁体字、簡体字、香港文字)、韓国語に加え、新製品ではドイツ語、フランス語、イタリア語、スペイン語の計8か国語に対応し、フォントサイズ5〜22ポイントまでの文字を認識する。また、台湾Penpower社の認識エンジンを組み込み、日本語の認識精度を向上させた。
メニューからは、Yahoo辞書やGoogle辞書など、ユーザーが設定した辞書サイトをワンクリックで起動。調べたい文章をスキャンすることで、ボタンのワンクリックごとに、英語や中国語単語のひとつひとつを辞書サイトが自動で順次抽出して日本語の翻訳を画面に表示する「オンライン辞書機能」を新たに搭載した。
また、英語と中国語(北京語、広東語)の文章の、PC上でハイライトした部分をネイティブな発音で朗読する機能を搭載。朗読の速度と音量、音声の高さは調節可能で、発音のチェックや、読む代わりに聞いて文章の内容をチェックできる。スキャンスピードは15cm/秒。対応OSはWindows Vista/XP/2000。本体サイズは幅130×高さ37×奥行き18.5mm、重さ30g。カラーはホワイト。
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