「Google Apps」ユーザーは、以前のように「Windows Desktop Search」を安心して使えるようになった。
Googleの「App Sync for Outlook」は、勤務先の会社がバックエンドでGoogle Appsに乗り換えた場合でも、「Outlook」のファンが慣れ親しんだインターフェースを継続して使えるようにするアプリケーションだ。しかし、初めて公開されたバージョンには、Windows Desktop SearchがApp Sync for Outlookをインストールした状態で作成された電子メールを見つけることができないというバグがあった。Googleは米国時間6月30日、同社がその問題の解決策を探るべくMicrosoftと協議の場を持ったこと、そして、フィックスをリリースしたことを発表した。この両社の数回にわたる協議は、非常に興味深い内容だったに違いない。
Googleの関係者によると、Adobeの「Acrobat PDF Maker Toolbar」がサポートされていないなど、まだいくつか目立ったバグがあるものの、同社は電子メールの正常な利用を妨げるバグの修正を最優先課題にしているという。Windows Desktop Searchに関するバグの修正のほかにも、Googleはインストール中に自動アーカイブ機能の有効と無効を切り替えられるようにした。また、連絡先レコードに追加したメモの同期機能も改善した。
App Sync for Outlookの既存ユーザーには、今回の更新が自動的に適用される。Googleのサイトから新バージョンを直接ダウンロードすることも可能だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事をシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。 原文へ
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