マイクロソフト認定資格MOS(Microsoft Office Specialist)・MCAS(Microsoft Certified Application Specialist)を実施・運営するオデッセイコミュニケーションズにて、6月22日「Microsoft Office 世界学生大会2009」日本代表の表彰式が行われた。
今回で7回目となる世界学生大会はマイクロソフト認定資格の試験システムを開発するCertiport社(米国)の主催で行われている。世界各地で国内大会が開催され約5万6000人が参加、日本大会では約1万人が参加したという。決勝大会は現地時間7月30日〜8月1日にカナダで開催される。
代表になるためには、大学/短期大学(部門1)、専門学校(部門2)、高等学校/高等専門学校(部門3)のいずれかにエントリーし、1次選考のWordまたはExcelの試験結果に加え、2次選考の課題(小論文)と成績証明書より総合的に判断し決定される。
選考のための試験はMOSのスペシャリストレベルの問題で行われる。通常50分の制限時間内に解答する分量だが、優勝するためには1問もミスをせずに10分ほどで解答する必要がある。
2009年の日本代表には以下の2人が選ばれた。
・Word部門:慶應義塾大学 中村 彩さん
・Excel部門:日本コンピュータ学園 東北電子専門学校 木村 恭平さん
中村さんは普段は大学で法律を学び、大会のための参考書はネットオークションで購入、木村さんは学校で行われる模擬試験などを利用し大会へ備えていたそうだ。また、2人ともPCへ初めて触れたのは小学校時代の授業だという。
2次選考の小論文では、木村さんは将来はSEになり、作ったものを世の中で役立てたいことなどを書き、中村さんは弁護士を目指しているので、その上でもPCの利用は必須となり、英語も必要となるので学んでいきたいといった夢をアピールしたという。
日本代表は過去6回の決勝大会において2006年Excel部門での5位が最高位。7回目となる今大会に出場する2人は、それ以上の成績を目標とし、この機会を活かして各国の代表と交流をしたいとコメントした。
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