画質は素晴らしく、さすがビクターと唸る仕上がりだった。特に赤の発色が目を惹き、人肌なども健康的な色で表現する。これには前述したコニカミノルタHDだけでなく、新開発の「1/2.33型1029万画素CMOSセンサー」と画像処理エンジン「HD Gigabrid Premium II」によるセットが功を奏している。
映像回路のHD Gigabrid Premium IIは5.3メガの動画、9メガの静止画を高速処理することで、AVCHDの上級レート24Mbpsでのハイビジョン記録を実現した。それだけでなくフルHD画質での動画撮影をしながら、5.3メガの静止画も撮影できるのも魅力だ。
本機には前述した高画質回路により、スーパースローモーションの「ハイスピード撮影」ができる。NHKの化学番組のような映像がコンパクトHDムービーでも撮影可能だ。画質をあまり落とさずにスロー映像を楽しむなら120fpsがオススメだ。
600fpsで撮影すると640×72ドットになるので画質は粗くなる。録画時間も2.4秒と、まさに瞬間を捉える感じだ。扱いやすいのは120fpsで、画質は480×270ドットなので視聴に堪えられる。
画像サイズ | 録画時間 | 再生時間 | |
---|---|---|---|
600fps | 640×72 | 2.4秒 | 24秒(10×) |
300fps | 480×116 | 4秒 | 20秒(5×) |
120fps | 480×270 | 4秒 | 8秒(2×) |
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