国内ワークステーション市場、2009年は前年比34%減と大幅減に--IDC Japan予測

 IDC Japanは6月17日、2009年から2013年の国内ワークステーション市場予測を発表した。

 2009年の国内ワークステーション市場の出荷台数は前年比22.6%減の19万2000台、出荷金額は同34.2%減の381億円と大幅に前年を下回る見通しだ。

 景気後退の影響で需要が落ち込むほか、2009年3月期決算が大幅減益や赤字となった企業の設備投資予算が大幅に削減されることが主な要因。さらに、非正規労働者の削減による設備余剰がワークステーションの更新需要の下振れ要因となっている。

 ワークステーション需要が回復するのは2010年半ば以降になるとのこと。2010年の出荷台数は2009年の落ち込みの反動もあり、前年比12.6%と高い伸びを示すとみている。また、ワークステーション投資の先送り分による需要の増加は2011年まで続くという。このため2011年も高い成長率を維持し、結果として2008年から2013年の国内ワークステーション市場出荷台数の年間平均成長率はプラス1.3%になると予測している。

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