PFUは、店頭などに置くKIOSK端末「MEDIASTAFF」の卓上版新モデルを発表した。ICカードやQRコードに対応するもので、価格は1台50万円からとなる。
PFUは1995年から情報KIOSK端末を販売しており、病院での再来受付端末や店舗でのポイント発券端末などとして採用されているという。主な顧客としては、ヤマダ電機やファミリーマート、福岡ソフトバンクホークスマーケティングなどがいる。これまでの累計販売台数は6万台という。
新モデルの「SCモデル」は、入出力デバイスを内蔵している。磁気カードリーダ、非接触ICカードリーダ、二次元バーコードリーダの3種類から選べる。また、PFUが独自に開発したミドルウェア「KIOSK SERVICE PLATFORM 3.1」を搭載することで、アプリケーションの開発効率を高めた。最短で半年程度で納品が可能という。
また、遠隔地からメンテナンスや設定ファイルの修正ができる機能も搭載。端末のサービスごとの利用状況を分析して、設置場所や提供サービスの改善などにつなげることもできるとのことだ。
出荷開始時期は2009年10月初旬。PFUでは情報KIOSK端末合計で、今後3年間で5万台の販売を目指すとしている。
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