シーイーシーは6月10日、ICカードとカードリーダを用いて印刷を管理、認証する「SmartSESAME SecurePrint!Lite」を発表した。学校や地方自治体、中小企業を主な対象に7月1日より販売を開始する。
SmartSESAME SecurePrint!Liteは、ICカードとカードリーダにより、ネットワーク上での印刷状況を管理する認証印刷ソリューション。PCから印刷ジョブを実行してもすぐには印刷されず、プリンタ脇などに設置できるカードリーダにICカードをかざすことで初めて印刷が開始される。これにより、印刷物の取り違いや、持ち去りなどの情報漏えいを防げるという。
また、SmartSESAME SecurePrint!Liteではシーイーシーが提供するSaaS型サービスを利用した印刷枚数の管理が可能。プリンタや社員ごとの印刷枚数がグラフで表示され、ウェブで印刷状況を閲覧できる。「気付き機能」では所要コストが表示され、社員の印刷コスト削減に対する意識向上を図れるという。
価格は27万5000円で、次年度より年間サービス料金4万円。クライアントソフトウェアを100台までのPCにインストールできるライセンスと、カードリーダが2台、1年間の印刷ログ集計が含まれる。なお、ICカードはFeliCaとMIFAREに対応。シーイーシーでは、サービス開始から3年間で1200社の導入を目指すとしている。
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