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データセンター運営のビットアイルが乱高下--ISIDとの提携や下方修正の発表で - (page 2)

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 6月4日の株価はこの提携による業績拡大を期待する格好で、一時値幅制限いっぱいとなるストップ高まで買われ、2月以来となる8万円回復を果たしている。株価は5月末から小型株人気にも乗って急速な戻り歩調を歩んでいた。

 この上昇相場の腰が折られたのは6月5日。取引終了後に2009年7月期の第3四半期決算を発表し、それに合わせて通期の業績計画を下方修正している。連結売上高は従来予想97億2400万円から77億円(前期比12.6%増)、経常利益は同12億1800万円から5億円(同55.5%減)へ減額した。この修正を受けた6月8日の株式市場でビットアイル株は失望売りを浴びて大幅安となり、6月9日も引き続き値を下げている。

 下方修正の理由は第4データセンターの稼働遅れと、景気悪化にともなう顧客離れ。第4データセンターの稼働により、ビットアイルの提供可能能力は約9割も増える見込みであり、これが中長期的な業績拡大期待の背景でもあった。ただ、2008年11月の稼働予定が2009年2月に遅れただけであり、ISIDとの提携による顧客基盤拡充期待も大きい。今回、下方修正と合わせて未定としていた期末は配当計画を1株600円とすることも発表している。ビットアイルにとっては会社設立来初の配当実施となる見込みだ。

 ここ2日間の株価の下落幅は限定的で、足元の戻り相場自体が崩れてしまったわけではない。株価は今後、2010年7月期の業績動向を占いながらの展開となっていきそうだ。

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