BlueBridgeは6月9日より、コミュニティサービス「ケイレキ.jp」を公開する。利用するには既存ユーザーからの招待が必要だ。
ケイレキ.jpは社会人を対象に、ユーザーの経歴をもとにつながっていくコミュニティサービス。メインページには「キッカケ」と呼ばれる入力フォームがあり、そこで発言してほかのユーザーと交流する。
入力フォームには書籍を検索して短い書評を投稿したり、特定の相手だけにメッセージを送ったりできる機能がある。インターフェースはTwitterに似ているが、実名登録を推奨している点が異なる。
ユーザーは発言を追いかけたい人を、「知ってる」か「知らない」で選ぶ。自分が知っている人は「シッテル」に、自分のことを知っている人は「シラレテル」と表示される。これはTwitterのフォロー、フォロワーの関係に近い。ほかの人の発言に共感した場合は「たしかに!」というボタンを押す。コメントをつけることもできる。
各ユーザーは「ケイレキ」と呼ばれるプロフィール画面を持つ。ここには自分の職歴や学歴を記入する。ほかのユーザーには、その人の紹介文をタグとして付けられる。
ケイレキ.jpはBlueBridgeの浅枝大志氏とKristopher Tate氏が中心となって開発した。Kristopher Tate氏は米国でZooomrという写真共有サイトを立ち上げた後、日本に活動の場を移した。かねてから「日本にはウェブインダストリーがない。メディア、VC、開発者などが単独で動いている。これらをつなぎ合わせるサービスを作りたい」と語っており、「ケイレキ.jpを通じて多くの人にチャンスを生み出す」と意気込む。
今後は携帯電話版の開発と外部サービスの連携に力を入れる予定だ。Twitterへの同時投稿やmixiのソーシャルアプリへの対応を計画しているという。
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