日本ビクターは6月4日、JVCブランドが中国馳名商標に認定されたと発表した。今後、中国全土で周知のブランドとして展開していくという。
JVCブランドは同社が海外向け/業務用製品を中心に展開しているブランド名称。日本国内においては5月に発表されたデジタルビデオカメラ「Everio X GZ-X900」で、家庭用としてはじめてJVCブランドを採用するなど、認知度向上に取り組んでいる。
中国馳名商標とは、中国全土において周知の商標であることが認められるブランドを対象に、国家工商行政管理総局により認定されるもの。日本ビクターでは「中国における『JVC』商標の保護範囲が拡大し、第三者による不正登録の阻止や不正使用の排除が容易となることから、ブランド保護の強化・拡充を図れる」とコメントしている。
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