グーグル、「Google Squared」の公開テストを開始

文:Tom Krazit(CNET News) 翻訳校正:編集部2009年06月04日 12時19分
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UPDATE Googleは米国時間6月3日、検索結果をスプレッドシート形式で表示する「Google Squared」の公開テストを開始した。

 Google Squaredは、5月に行われたGoogleのイベントSearchology 2009で最初にデモンストレーションされた。このデモンストレーションでは、例えば、「U.S. Presidents」(米国大統領)という検索を行うと、歴代の米大統領が政党や在任期数、在職年数といったカテゴリ別に表示されるだけではなく、カテゴリをカスタマイズすることも可能であることが示された。

 これは「Google Labs」という実験段階のプロジェクト群に属しており、Googleの検索エクスペリエンスと同じレベルには達しておらず、今の段階では改善の余地が多く残されている。Google Squaredは通常の検索と同様に、インデックス化されたウェブページを検索するようになっているが、データが関連ある場合には検索結果をスプレッドシート形式で返すようになっている。このことは、ユーザーが特定の話題について調べている場合には特に有益となものとなる可能性がある。

 例えば、インターネット上で大量の統計データや過去のデータが蓄積されている「野球」を題材として採り上げてみよう。

 Google Squaredで「New York Mets third basemen」(ニューヨークメッツの3塁手)を検索しても結果は何も返ってこなかった。この検索は筆者のちょっとしたお遊びであった。というのも、Metsはその47年の歴史において、3塁手の入れ替えが激しいことで有名であるため、検索結果としてたくさんの名前が返ってくることを期待していたのだ。次に、検索対象を広げるために「third basemen」(3塁手)とだけ指定して検索してみると、3塁手を務めたことのある複数の野球選手の名前が返され、その中には現在および過去の名選手(Matt Williams選手やTerry Pendleton選手、Metsの現在の3塁手であるDavid Wright選手)と、筆者の職場にいる野球ファンの誰も思い出せなかった選手が1人(Ken Reitz選手)が含まれていた。

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