「iPhone 3G」の小売店での在庫が、著しく減少している。
AppleInsiderによれば、Best Buyは向こう数週間で、iPhoneの在庫が大幅に減少すると予測しているという。Best Buyの経営部門から販売担当従業員に配付されたメモによると、同社店舗へのiPhone 3G在庫の流れは、ほぼ完全にストップするという。一部の店舗では、iPhone 3Gの在庫が完全に底をつく可能性もある。
先週の報道によると、通信キャリアにiPhone 3Gを提供するオーストラリアのディストリビューターは「数週間分の在庫しかない」と話したという。
これは、2008年7月のiPhone 3G発表を前にして、小売店で第1世代iPhoneの在庫が減少しはじめたときの状況に、よく似ている。Appleは前回、おそらく少し早すぎる時期に、生産の縮小を開始してしまったのだろう。その結果として、2008年第2四半期にはiPhoneの販売は非常に低調であった。
2009年は、2008年よりも1カ月遅れて、iPhoneの在庫減少が発生している。これはおそらく、Appleが同社のiPhoneの生産終了プロセスを最適化したことを示唆しているのだろう。
もちろん、来週のWorldwide Developers Conference(WWDC)で皆が期待していることも示唆しているはずだ。すなわち、新しいiPhoneのハードウェアと、それに対応する新しい「iPhone OS 3.0」ソフトウェアに関する発表だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事をシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。 原文へ
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